氷をたゆたう昌磨さんを見て改めて感じたこと
プリンスアイスワールドのBS放送。リアルタイムで見ようとした矢先に家人がドヤドヤと帰ってきて結局見れず。
朝のスキマ時間で何とかタイアフと白塗りグレスピだけは見た。
まず白塗り。樽美酒と聞いていたけれど、思ったより歌舞伎でカッコよかった。
斜め後ろから見ると仮面にも見え、あんなにノリノリな曲なのにシャーマンの踊りを見ているような気持ちになった。
その割にはステップ途中のひねり、体グキッってならないのかな?とか俗な感想しか出てこないんだが。
タイアフはたゆたうような、でも淡々とした滑りが気持ちいい。
脱力しているのに決めるところは決める。私はそんなに見まくるわけではないので、恥ずかしながら曲をまだ覚えていないのだが、無音で見ても音楽を感じられる演技だと思う。
それから昌磨さんはあまり表情を作らないのがいい。
もちろん表情を作るのが駄目なのではなくて、昌磨さんはその方が合ってると思う、というだけなんだけど。
体全体で楽器を演奏しているような感じと言えば良いのか、曲に乗って滑るというより、自分も曲を構成する一員になっているように見える。
それが私には心地いいのだろうなと思う。