意識高くない主婦記

ほぼ宇野昌磨選手、時々Daniel Gilliesかもしれない

太陽とおひさま

朝日新聞にも載っていた浅田真央さんのインタビュー。

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これを読んで、今年の2月に書きかけて途中でやめた記事を思い出した。

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今シーズンから昌磨さんは試合を楽しむ事をやめて、自分にプレッシャーをかけた。

それは時が来たからだと思うんだけど、自分が責任ある立場になった事を自覚したという趣旨のことも言っていた。

責任ある立場とは、つまり負けたら叩かれるようになったという事。今年の世界選手権はまだそこまで言われないと思うけどその先は違う。

今回の四大陸の雰囲気がずっと続くようになるだろう。

私がフィギュアをあまり見ていなかった頃の浅田真央さんと髙橋大輔選手のように。大会前は優勝確実!みたいに言われて持ち上げられてコケたらそればかり書かれる。2人とも今になってフィギュアが楽しい、好きと改めて感じられるようになったみたいだけど、その頃は追い詰められたような雰囲気を纏っているイメージがあった。実際ファンとして見ていたら違うのかもしれないけど外から見ていた私はそう感じた。

昌磨さんはそれを間近で見てきたはず。世間の恐ろしさを知っている。

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この辺で心がドロドロしてきそうだったのでやめたのだけれど、真央ちゃんについては当たらずとも遠からじ、というところだろうか。

辛いことばかりでは無かっただろうけどしんどかったんだなぁ。でも今が幸せで、スケートがやっぱり好きで、サンクスツアーの根底には磨き続けてきたスケート技術があるんだと思うと意味のある現役生活だったと思う。

 

と少ししんみりしていると、また幸せな2ショットが、しかも真央ちゃんから。

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さっきまでのもやーんとした気持ちが見事に晴れた、太陽とおひさまの2ショットである。

サンクスツアー東京楽公演を見に行ったという昌磨さん。

真剣に見つめる昌磨さんの目の前で真央ちゃんは5連ジャンプを、無良さんは3A3Tを跳んだとか。

あの素晴らしいショーを目の当たりにして、どれほどのものを吸収したのだろう。

いつか引退した、その先の事も考えたりするのだろうか。いや、そんな先のことは考えないかな?

昌磨さんがどんな道を選ぼうが私は応援するだけなんだけど、願わくば、たとえ本業じゃなくても、スケートを見せ続けてほしいな、と思う。