意識高くない主婦記

ほぼ宇野昌磨選手、時々Daniel Gilliesかもしれない

国別から来季に向けて

国別対抗戦が終わって、世界選手権のどん底から最高のシーズンフィナーレまで、濃い3週間だったなぁと。

前記事では努めて前向きに考えようとしていたので書かなかった事がある。

アイスショー でジャンプしまくる昌磨さんとか、前向きなインタビューを見て、私の中でも世界選手権の辛さはもう過去のもののように感じていたが、SPで当たり前に行われる演技前のウォームアップを見て、あの時を思い出して胸が苦しくなった。私ですらそうなのに昌磨さんは一体どう思うのかと。とはいえ彼はそれを敗因の一つとは認識していないだろうから私の考えすぎだろうかと思ったりもした。

 

そしてFS。

感動をそのままに記しておけば、と思うけど、終わった後はTLを追うのに夢中でいつも時を逃してしまう。

とにかくフリーで、攻めまくる楽しそうな昌磨さんが戻ってきたことが嬉しい。

私だけでなく、皆が(マスコミですら)この昌磨さんを求めていたんだと、TLに流れてくる速報記事を見て感じた。皆ワクワクしたかったんだと。

来季はもっと上のジャンプを求めていくらしい。根拠はないが既存のジャンプは跳べるようになるだろう。出来れば3A-4Tは最初に成功させてほしいな、と無責任なファンの希望。

5回転は…現実的には思えないが、誰かが本気でそれを目指すことが重要なんだと思う。昌磨さんも言っていたように、誰かが成功すれば他の人も「跳べるんだ」と思ってチャレンジする。そうやって競技のレベルが上がっていくんだろう。

そうなると当然怪我のリスクも増えるわけで。ファンとしては、怪我なく長く現役生活を送ってほしいと思うけれど、それは昌磨さんが選ぶ事で、私はただその選択の結果の人生を見せてもらうだけ。

今回のインタビューで好きな部分。

「強くなったり弱くなったりしてはいないと思う。世界選手権の演技も、四大陸、全日本、今季全部の演技が自分だと思う。強い自分が出たり弱い自分が出たり、自分の中のいろんな部分が出た。なので強くなろうとは僕はもう思いません」こう言い切った昌磨さんの生き方が好きだから、彼がどんな選択をしたとしても全力で応援し続けられる。何と幸せな事だろうか。

 

(本当はもっとうさ耳とかジョジョコスとかミーハーな事を書くつもりだったのにいつもこの流れ…)